不動産鑑定士試験(短答式試験)


◆試験概要
マークシート5択で、鑑定理論と行政法規の2科目です。それぞれ、

・鑑定理論は学習する範囲は狭いが、細かいことまで覚える必要がある。
・行政法規は学習する範囲が広いが、そこまで細かいことは必要ない。

と対比的な2科目だと思います。

7割程度の得点で合格とされていますが、実際の最低合格ラインは6割弱のようです。


◆合格率
概ね25%です。過去の推移などはここを参考にしてください。


◆難易度
個人的には、宅建に毛が生えた程度のレベルだと思います。

5拓のマークシートで6割の得点でよいため試験対策がしやすく合格率も高いため(25%)、内容は難しくとも合格するのはそこまで難しくありません。短答合格が昇給や昇進の要件になっている場合は狙い目といえます。

鑑定士試験を受けてみようかなと思っている人は、いきなり予備校で受講をせず、市販の本や無料解答速報を利用し、試しに短答試験のみをまず受けてみることをお勧めします。

(論文試験との難易度の乖離がかなり激しいため、まずはコストをかけずに向き不向きを判断し、撤退のハードルを上げないことをお勧めします。論文と違い、短答では予備校が行う試験対策がそこまで重要とは思いません。)


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勉強方法など


満点にこだわらず、さくさく受かりたい人向けの勉強方法を紹介します。

マークシート試験なので、「正確にわからなくても、選択肢が絞れれば得点は上がる」ということを意識し、確実に覚える部分、ふわっと覚えて選択肢を絞れればいい部分のメリハリをつけると効率的です。(マークシート試験は、確実性を捨てても、期待値で勝負ができるわけです。)

全てを確実にやりきろうなどと考えると、普通はモチベーションも効率も下がりやすくなるので注意が必要です。


科目別の対策ページ




上記ページを参考に、鑑定理論、行政法規を一通りやったら、TACの無料の解答冊子を請求しましょう。
(タダで1年分の過去問と解答をゲットできます。)
そして、1年分過去問をやってみて、自分の覚え具合をチェックしましょう。

チェックは、まず「確実に覚えるべき部分で取りこぼしてしまった内容」を確認し復習します。
次に、「選択肢が思ったように絞れているか」をチェックし、合格ラインに不足するようなら、確実に覚える部分を増やしていきます。
(選択肢がどれだけ絞れるかは、その人の周辺分野の知識の量などによって異なります。そのため。人によって確実に覚える部分の量が異なり、自分にあった量を自分で把握することが重要です。)


また、短答試験では、論文と違い、過去問を全てやることにあまり意味はありません
同じような問題が出ることを期待した勉強ではなく、絞った範囲をどこまで覚えているかのチェックとして、過去問を数年分活用すればそれで十分です。過去問の演習が、過去問演習サイト(2016年の試験以降は基準の改正が反映されていませn)やTACの解答速報で足りない場合には、下記書籍を使いましょう。


この過去問でのチェックは、知識が足らない範囲を自分で認識するために使います。テキスト読み込み→過去問でチェック→知識の習得・記憶が甘かった範囲についてテキスト読み込み→過去問でチェック…という具合に、範囲を狭めながらこのサイクルを3回繰り返せば、かなり知識・記憶の定着が進むので、ぜひ集中してやってみてください。

なお、理解力がある人や知識がすでにある人などは、鑑定基準は暗記練習帳や原文のみでも問題ないため、無料解答速報1年分を活用し、行政法規のテキスト1冊と受験料のみの負担でも合格できるはずです。


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