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鑑定理論(理論)の勉強法


暗記+アウトプット。基本はそれだけです。とにもかくにも、ある程度の暗記がなければ、始まりません
その上で、アウトプット方法を身につければ、合格圏内が見えてきます。

ただ、暗記すべき文言や流れはそこまで多くありません。(そもそも基準自体、他の法律等と比べて量はかなり少ないほうです。)
各項目を聞かれた場合、その「定義・意義」がわかり、その項目の上と下にあることをイメージできれば大体OKなレベルです。また、過去問を見て、こう聞かれたらこう答えるというパターンを集約すると学習効率が上がります

鑑定基準の暗記や確認は↓リンクも活用してください。


お勧めテキスト

要説・不動産鑑定評価基準(テキスト、理解用)
不動産鑑定評価基準 暗記読本(通勤時間などでの暗記用。なお、用語読本は使えません。)
不動産鑑定士 論文式試験 鑑定理論過去問題集(40年分の過去問。回答方法のテキストとして活用)
2016年の試験から2014年5月の改正が反映されることとなるはずですので、基準改正の反映には注意して下さい。

基本はこの3冊でOKです。下手に本を増やすと、ムダな情報が増えて厄介です。基本はあくまで基準の暗記+アウトプット方法の習得なので、まずは手広くやるのではなく、この3冊に集中して取り組むことが重要です。


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なお、この中でも、特に40年分の過去問が非常に有用です。この中から、解答例を自分で集約することで飛躍的に学習効果が増大します。よくカンペを作ると学習効果が上がるといいますがそれと同じです。

これにより、復習もしやすくなり、一語一句暗記するような大切な文言・定義(何度も出てくるもの)がどれか理解することもできます。
一石二鳥以上の効果があるので、例えば「正常価格」に関連する設問がきたら聞かれたらこう答える、という感じで、各項目についてまとめを是非作ってみてください。


この科目は最も得点比率が高い科目なので、目標は合格ライン+α、確実にこの科目で他の受験生に差をつけなければなりません。

予備校を活用すれば、各項目についてどのようにアウトプットすれば良いかはすぐに手に入る気もしますが、自分でやらない限り、一定レベル以上は記憶や理解は進みにくく、差はつけるには至りません。予備校を活用する場合でも、与えられたこと以上のことをやらない限り差がつかないということを意識しておくことが重要です。

また、自分がまとめた解答例・アウトプット方法で得点ができるのかを確認するため、模試を活用しておくと、リスクが減るうえ、足らない部分も明確になって効率的だと思います。

その他


過去には、証券化スキームの図が出題されたことがあります。
不動産鑑定士=不動産の専門家であり、不動産業界に携わる人であれば常識レベルなことなので特に問題はないのですが、他業界で鑑定基準のみを学習している人にとっては厳しい問題だったのでは思います。

この問題は、不動産業界の最近の流れや最低限の常識が求められていると捉えることもできるので、不動産業界でない人は、何かビジネス書でも1冊を読んで最低限の常識を知識として身につけておくことをお勧めします。


また、論文試験で演習のような計算問題が出またこともあります。(収益価格を手計算する問題など)
旧3次試験のようだと騒ぎ立てることもできますが、実際は短答試験の出題の焼き直しです。演習で色々な類型をざっと見通していれば、特に意識して対策する必要もありません。


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